ウエディング業界が「連携」にシフトする理由
それは——社員を雇うことが、リスクになり始めたから。
この言葉が、今、ブライダル業界の現場で現実味を帯びて語られはじめています。なぜ今、社員を抱えることがリスクとなり、業界の働き方が変わろうとしているのか。その背景には、避けられない社会の変化があります。
年々、婚礼組数は減少しています。
少子化、晩婚化、そして非婚化。
いまや「結婚しない」「式を挙げない」は特別な選択ではなく、ごく自然なライフスタイルの一つとして定着しつつあります。
つまり、結婚式は“あたりまえにあるもの”から、“選ばれるもの”へと価値が変わったのです。
しかし、売上が減っても、人件費は減りません。
式が減っても、社員を雇用していれば固定費としての人件費は毎月発生します。
このままでは、組数の減少がダイレクトに利益を圧迫していく構造から抜け出せません。
人を抱える = リスクを抱える時代に突入したのです。
だから今、注目されているのが——
「社員は雇わない」という経営判断。
業務委託やフリーランスとの連携によって、必要なタイミングで、必要な力を取り入れる。
そんなフレキシブルな経営体制が、いま求められています。
社員を抱える時代は終わり、“組む時代”へ。
社員を抱える時代は終わり、“組む時代”へ。
これからのウエディング業界に求められるのは、「採用」よりも「連携」という選択。
信頼できるパートナーとチームを組み、経営資源を効率化しながら、現場のクオリティを高めることこそが、生き残る企業の鍵となっていきます。
社員を雇うことが正解だった時代は、もう過ぎたのかもしれません。
これからは、選ばれた人と組む。ともに歩む。
それが、ウエディング業界の新しい経営のかたちです。
